カテゴリ:食べ物飲み物( 14 )

お弁当のはなし(1)

 私が大学生のとき所属していた軟式庭球部(今は、ソフトテニスと言うらしいが)では、試合で遠征に行くとき、女子部員が男子部員も含む全員分の弁当を作らなければならなかった。
 
 授業などの関係で遅れて参加する部員もいたので、朝からまとまって行く1年から3年までの全員分を女子部員の頭数で割り、一人当たり2~3個だったと記憶している。
 先輩女子からは「大変だから、おにぎりだけでいいよ」と言われてはいたが、おにぎりだけの弁当はほとんどなく、やはり卵焼きだのカラ揚げだの、何らかのおかずを2~3品入れるのが常だった。使い捨てのパックに、おにぎりとおかずを詰めて、割箸付けて、新聞紙や包装紙で包んで持って行く。
 遠征先が近い場合は会場で、たいていは移動中の電車の中でお昼を食べることになる。女子が作ってきた弁当を、誰が誰にということもなく、適当に配っていく。どれも同じような大きさで、新聞紙に包まれていたし、大学生が作る弁当なんて中身はどれも同レベル。どの先輩に食べてほしいとか、どの男子に渡したいとかいう余裕はまったくなかったし、男子の方も旨かったまずかったなど、文句やほめ言葉も一切なく、事務的に作って配り、食べていた気がする。

 体育会のクラブだったので練習も規律もかなり厳しく、しかもそこそこ強かったので、遠征に行くときはピリピリしていた。電車に乗ったら1年生が一番に席取りに走り、上級生から座ってもらって、席がなければ下級生は立ったままとか。宿泊先の食事のときは、上級生の間に1年生が座り、ご飯がなくなりかけたらすぐ「おかわり入れましょうか?」と気配りするとか。旅行気分なんてまったくなかった。

 遠征の前日はもちろん日没まで練習があるし、当日朝の集合は早い。始発の電車ということも多かった。集合時間に間に合うように早朝から2~3人分の弁当を(もちろん無償で)作って持って行く。今から思えば、なんで女子だけが…と思うのだが、そんな大変なことをやっていたということさえ、長い間、まったく忘れていた。ひと昔前の体育会系バリバリのクラブなので、こんなことを嫌とも思わず普通にやっていたが、いやいや、ようやってたわ自分。

 最近、大学生主催の「お弁当の日」に時々混ぜてもらっているが、一品持ち寄りでワイワイと楽しい。私が大学生のころは、こんな緊張感たっぷりの「弁当の日」で鍛えられたのだった。
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 今日のお弁当。トンカツ、野菜の卵炒め(キャベツ、ジャガイモ、タマネギ、トマト、しめじ)、もやしと桜貝割れのナムル、カボチャの煮物、ピクルス(胡瓜、大根、パプリカ、ブロッコリー)
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by dodo-55 | 2014-10-22 20:16 | 食べ物飲み物

子どもの日に、余り物で楽しむ

 残り物のおかずで昼ご飯を食べながら、「今日はこどもの日なんやけどなぁ」とつぶやく私。
 「あ、そうやったっけ」。5月5日が単に連休のうちの1日でしかない息子は、気にもしていないようす。「あっ、そうや。ちまき買うてきて」といい残し、さっさと遊びに出かけて行った。
 子どもが小さいときなら、こいのぼりを飾ったり、ちまきや柏餅も早めに買っておいたり、夜ご飯は子どもの喜ぶメニューにしたりしていたが、中学生ともなるとこちらも気が抜けている。

 午後から買い物に出かけたが、「こどもの日」だから焼肉!とか、お寿司!という雰囲気でいっぱいのスーパーの食品売り場は冷めた目で見つつ、買ったのは必要なものだけ。ただ、頭の片隅に「こどもの日」がちらつき、今日は息子の好きなものを…という意識は働いていたようだ。
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 昨日は肉だったから今日は魚で…と考えながら、鮮魚売り場へ。刺身盛り合わせ、桶パック入りにぎりの盛り合わせ、刺身よりどり3パック1000円など、こどもの日向け商品がにぎやかに並ぶ。そんななかに、あったあった。こういう日には必ず出るお得な「切り落とし」パック。さく取りした魚の切り身の端っこを集めたものだが、いろいろ入っているからうれしいのだ。今日はこれで海鮮丼にしよう。

 さて、今晩のおかずは、
 ・海鮮丼(マグロ、イカ、サーモン、ハマチ、鯛+量をごまかすため長芋のサイコロ切りを足して)
 ・ホタルイカは酢味噌で
 ・キュウリはもろみで
 ・ホウレンソウのごまあえ
 ・豆腐のステーキ(ニンニク醤油味+卵)
 ・おつまみカナッペは、クラッカーにクリームチーズ+トマト、タマネギスライス+アンチョビ、サーモン
 ・ジャガイモと玉ねぎの味噌汁
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 酒飲み寄りのおかずに見えて、実は息子の好きなものばかり。味噌汁の具も、一番好きな具の組み合わせ。クラッカーにのせたおつまみも、私がロゼワインを飲むため…もあるが、チーズやアンチョビは息子の好物。余りもんでも結構豪華になったやん! ではでは、健やかなこどもの成長を願って、乾杯!
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by dodo-55 | 2013-05-06 15:57 | 食べ物飲み物

日曜日の遅めの朝ごはん

 久しぶりに、息子の野球の試合も練習もない日曜日の朝。9時までぐっすり寝た。
遅めの朝ご飯は、シリアルとトースト。
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コーンフレークには、牛乳と炒りぬかをかけて。
母が最近ラジオで聞いて、「これを食べると調子がいい」とハマっているのが、炒りぬか。ぬかをそのまま食べるなんて~と思っていたのだが、母が20分ぐらいかけてフライパンでぬかを炒っているときの、なんともいえない香ばしい香りに私も試してみた。温めた牛乳に混ぜて、カフェオレならぬヌカオレもおいしいのだ。

トーストには、自家製バジルペーストとトマトとチーズをのせて。
バジルペーストは、夏に採れすぎたものを、刻んでニンニクとオリーブオイルと共にミキサーですりつぶし、空瓶に入れて冷凍保存してある。

トマトスープは、お手伝いしているトマト農家からもらってきたチビトマトで作ったもの。
ハウスで育つトマトは大玉なのだが、小さいうちに色づいてしまうものがある。見た目はミニトマトのようだが、酸味が強く、そのまま食べてもおいしくない。もちろん出荷できないし、捨てるのももったいないので、ときどき溜まると大量にいただく。
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へたを取ってザクザク切り、コンソメの素を放り込んで煮込み、トマトソースに。
パスタにからめたり、ポークチャップのソースに使ったり。
今朝はスープにしてみたが、酸味が強い!ので、息子はイヤがった。
昔、スペインで食べたsopa de ajo(にんにくのスープ)もこんなだったな。今度、大量にニンニクを入れてみようか。でも、朝食にはきつすぎるか?
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by dodo-55 | 2012-12-10 14:54 | 食べ物飲み物

トマト七変化

暑さとともに、上賀茂から振り売りに来るおばちゃん(なかちゃん)の夏野菜も勢いを増してきた。
真っ赤なトマトに瑞々しいキュウリ、ナスにサンドマメにエダマメ。やっぱり、朝採りの露地ものはちがう。
ときどき、「売り物にならないから」と割れトマトもおまけにいただく。私は「割れ」なんてまったく気にしないので、そのまま食べてしまうのだが、たくさんあるときはソースにしたり、ジャムにしたり。
いつもおまけをたくさんもらっているので、お返しにトマトジャムをなかちゃんにあげた。
すると、「ジャム、美味しかったからまた作ってね」とまたまた、割れトマトをいただいた。

先週、久しぶりに新風館のTAWAWAでランチを食べたとき、野菜バイキングのコーナーにきれいなオレンジ色のシフォンケーキを見つけた。ニンジンかな…と思ったら、トマトのケーキだった。
割れトマトでジャムばかり作るのもなぁ…と思っていたので、今回はシフォンケーキを焼くことにした。トマトはジューサーでつぶし、液体状になったのを水の替わりに混ぜ、小麦粉の量を少し多目にして焼いてみた。まったくの目分量だったが大成功!
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ふんわり、しっとりオレンジ色に焼き上がった。ほんのりトマトの香りがして美味しい。
昨春焼いてみたよもぎシフォンは、これでもか!というほどヨモギを入れてみたが、色はきれいながら、卵の甘い香りが勝ってヨモギの香りがあまりしなかった。
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ヨモギはやっぱり餅に限る…とそれ以来作っていない。
でも、トマトはいける。ただし、夏のケーキは「口の中がもそもそする」と、息子にはあまり人気がない。アイスでものっけて、夏のデザートらしくするか?
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by dodo-55 | 2011-07-23 20:45 | 食べ物飲み物

梅の季節

息子の野球仲間のお母さんから、手作りの梅ジャムをいただいた。
「完熟させた黄色い梅で作ったの」と言われて、見たらきれいなオレンジ色!
私の母もよく梅ジャムを作る。息子は「ばあちゃんの梅ジャム」が大好きなのだが、梅酒の梅の実を煮て作るので、見た目ははっきり言って美しくない。
いただいた黄色い梅ジャムは、色もきれいだが、香りがとてもいい。入れ物のふたを開けたとたん、「いいにお~い」。先週、梅干用に八百屋さんが箱いっぱいの梅の実を届けてくれたとき、家中に広がったあの香りと同じ。さっそく、味見。甘酸っぱい味と香りが口の中に広がる。初夏の香りだ。
夜、すでに歯磨きを済ませた息子が、朝のパンまで待ちきれずに「もう一口食べてもいい?」とせがんだほど。
パンにつけてももちろん美味しいのだが、色がきれいなのでジュースにも使わせてもらう。
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レモンスカッシュの甘みに、ハチミツの代わりに入れてみた。これも今が旬のサクランボを添えて。
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by dodo-55 | 2011-07-03 17:58 | 食べ物飲み物

ランチ&ランチ

「ランチする」―お昼ご飯を外食すること―は、ほとんどない。
会社勤務時代はお弁当を持って行ってたし、家で仕事をするようになってからは、たいていは残り物ですませている。
こんな私だが、先週は2日続けて「ランチする」機会があった。

1日目は、北山の「焼肉南山」で、「糖質オフ和牛焼肉セット」を。
この日南山で、「食農協働レストラン事業協同組合(FARCA)」の5周年記念講演会があり、講師が西日本新聞社編集委員の佐藤弘氏だったので、社長さんからご案内いただき参加した。
南山の社長さんとは、2月にモクモクファームで開催された「全国食育交流フォーラム」で出会い、以来親しくさせていただいている。

佐藤氏の講演を聴くのは2回めだが、何度聴いても笑って泣いて、印象に残るお話だ。
南山で「糖質オフ和牛焼肉セット」をいただくのも実は2回目。前週、「焼肉健康ダイエット実践講座」に参加したときにもいただいたメニューだ。糖尿病やメタボが気になる人でも安心して食べられる糖質量を控えた焼肉メニュー。
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前菜は「近江牛のローストビーフサラダ添え」。
近江牛の外モモ部分を使った、やわらかでとろけるローストビーフをポン酢のジュレで。
滋賀県岡部農園のサラダあかり、からし水菜、わさび菜、洛北・吉田農園の赤玉ネギなどの野菜を特製ドレッシングで。
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メインは「焼肉盛合せ」。京たんくろ和牛のモモ角切りは、ワサビをつけて。まるでお刺身のような食感。近江牛のモモ薄切り、プレミアム短角牛の上ロースも、トロリととろける美味しさで、脂っここくなく、あっさりといただける。
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「肉味噌の九条ネギの焼きいなり」の中身は、ご飯ではなく、和牛ミンチの肉味噌に九条ネギとチーズ。焼いてあるので、いなりはカリッと、中身はとろ~り、おつな味。
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続いて登場は、「コンニャク米のクッパ」。
言われなければ、コンニャクとは気づかない、まったくの米粒。京たんくろ和牛のスネ肉のスープのやさしい味が、しみわたる。
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デザートは「抹茶プリン」。
抹茶のほのかな苦味で、最後をしめてくれる。
こんなご馳走すべてを食べても、カロリーは697kcalで総糖質量は13.5g。
ドレッシングや焼肉のタレ、デザートには砂糖を使わず、糖質オフのラカントシロップを使い、コースメニューや定食につきものの、糖質の多いライスやパンなどは付かない。

焼肉にはご飯とビールがないと食べられない私が、このメニューは無理なく美味しくいただけた。
しかも、お腹いっぱいになるのに、家に帰ってから体重を量ると1㎏ほど減っている!
南山の社長さん自身が、この糖質メニューで短期間に5㎏もやせたそうだから、驚きだ。
先々週参加した「焼肉健康ダイエット実践講座」では、「なぜ、お肉を食べてやせるのか?」その根拠について、医学的、科学的にお話も聞けて、ただいま実践中(実験中?)である。

続いて2日めのランチは、お寺でいただくFint,takk!(フィンタック)のランチ。
お菓子教室や洋風野菜料理教室、布こもの教室などを、自宅やアトリエで開催している土永彩さんが、鹿ヶ谷・安楽寺の客殿・椛(もみじ)で月1回のみ開くカフェレストラン。
土永さんとは子どもの保育園が一緒だったのだが、最近参加している京都市の「食育指導員養成講座」で久しぶりに再会し、食や子育ての話で情報交換することも多い。
今年の3月から安楽寺での月1回のカフェランチを始めたと聞いて、さっそく予約を入れたのだ。
安楽寺は、鹿ヶ谷カボチャのカボチャ供養で有名なお寺。境内に昨年新しい客殿が建築され、貸フリースペースとして開放されているらしい。
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ランチをいただいたのは、窓際の席。6月にしては暑すぎる日だったが、庭の緑と吹きぬける風の心地よさに、居るだけで癒されるようだった。
6月のランチは「初夏を感じるランチメニュー」。
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前菜は、桃とマスカルポーネチーズのレモンソース。
スープはりんごとフルーツトマトのガスパッチョ。
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メインは、手打ちバスタ・衣かつぎとディルのラビオリ 茄子ソース、ビーツのバルサミコ・サラダ、そうめんカボチャの小夏マリネ、人参のオリーブオイル・グリル。
料理の説明のとき「昨日聴いた食育の講演で、噛むことの大切さを知り、噛むメニューを入れようと、人参はグリルにしました」と土永さん。そう、実は前日の南山での佐藤氏の講演会には土永さんも一緒に参加していた。
さっそく料理に取り入れているところが、すごい! そしてその人参のポリポリとした食感と甘さが、料理にリズムを生み出していた。
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デザートは、焼きパンナコッタ グリーントマトの塩ジャム添えに、バラとラベンダーのハーブティー。
グリーントマトの涼やかな色と塩味が、パンナコッタの甘みのアクセントになっていた。
色といい、素材といい、ほんとに「初夏を感じる」メニュー。ここ数日の蒸し暑さでバテ気味だった体に、すっと染み入るようなやさしい味だった。

ランチを一緒に楽しんだのは、出版社時代の元同僚で現在はフリーのイラストレーター・森華さん。彼女はつい先月、『論語絵本』を出版したばかり。
昨年、「『論語』の本を出したい」と相談を受け、見せてもらった企画書はイマイチ。
そこで、『論語』のことをまったく知らないのをいいことに、「全然興味のない、私みたいな者でも楽しめる本に」とか「有名な先生の訳にイラストを添えるのではなく、森さんのイラストを前面に出し、何で高校生のころから『論語』が好きなのか? 30代女性から見た『論語』…みたいな感じで表現したら?」と、アドバイスしたのだった。
あれから1年あまり。彼女の『論語』への熱い想いをすべて吐き出したような、素敵な素敵な大人の絵本ができ上がった。私は彼女のイラストのファンなので、本より絵本を期待していたのだが、思っていた以上の1冊に仕上がったと喜んだ。1年間の苦労話を聞きつつ、素敵な場所でランチを堪能した。
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天井を飾っているのは、バリの船の一部だそう。
この場所は、内緒にしておきたいなぁ。
素敵な場所と素敵な人と、美味しい料理との出会いに感謝!の2日間だった。
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by dodo-55 | 2011-06-29 21:53 | 食べ物飲み物

舞鶴の肉じゃが

「甘煮」の作り方
1.油入れ送気
2.三分後、生牛肉入れ
3.七分後、砂糖入れ
4.十分後、醤油入れ
5.十四分後、蒟蒻、馬鈴薯入れ
6.三十一分後、玉葱入れ
7.三十四分後、終了

材料を見ても分かるように、これは肉じゃがの作り方。
「海軍厨業管理教科書」として、舞鶴の海上自衛隊第四術科学校に残るレシピだ。
このレシピ通りに作られた肉じゃがを、先週舞鶴でいただいてきた。
この日は、肉じゃが発祥の地として舞鶴を盛り上げている、「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」料理長の伊庭節子さんと、ガイアシンフォニー第二番にも出演した佐藤初女さん直伝のおむすび作りを広めている加藤和子さんのコラボランチの日。
舞鶴市内の商店街の中にある「日替わりシェフの店八島いっぷく亭」で、元祖肉じゃがとおいしいおむすびがいただける。
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元祖肉じゃがとおむすびのコラボランチは、毎月第一金曜日のみのメニュー。
私はわこさんの助っ人として、おむすびを一緒に作らせてもらった。

おふくろの味として親しまれている肉じゃがだが、実は洋食のビーフシチューをまねてできたものだった。
明治34年に海軍舞鶴鎮守府初代指令長官として赴任していた東郷平八郎が、青年期に英国へ留学中に食べたビーフシチューの味が忘れられず、作らせたのが始まりだそう。
当時日本には、バターやワインなどの調味料がなかったため、醤油・砂糖・ごま油で味付けしてできたのが肉じゃが。
長期間の航海でビタミン不足による脚気や壊血病で倒れる水兵さんが多いなか、美味しく栄養価の高い肉じゃがは、兵隊たちの命を救い、鋭気を養い、美味しい艦上食として全国に広まったという。

伊庭さんの作る「元祖肉じゃが」は、当時のレシピを再現したもの。ポイントは、油はごま油を使うこと、最初に牛肉をしっかり炒めること、玉ネギは火を止める3分前に加えること。そしてレシピにはないが、彩りと栄養バランスを考えてニンジンとグリーンピースも少しだけ入っている。
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肉じゃがの味付けや作り方は家庭によって少しずつちがうが、この「元祖肉じゃが」は本当に美味しい。先月初めて食べたわこさんは、次の日にまた食べたくなって、レシピ通りに作ったそう。
持ち帰えらせてもらった肉じゃがを食べた私の息子や母も「う~ん、美味しい!!」と絶賛。
さらに、肉じゃがもさることながら、その日のほかの一品の味にも唸ってしまった。伊庭さん自ら朝掘りの筍の土佐煮、ゴボウの香りと歯応えが絶妙のキンピラ、ほのかに甘いが甘すぎず、冷めても美味しい卵焼き。う~ん。何がちがうんだろう。味付けや作り方のコツを、ぜひ次回教えてほしい。
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わこさんの作るおむすびの中身は、梅干とおかか。1つがそこそこ大きいのだが、ランチで2つしっかりいただいた。
持ち帰り用には、手ぬぐいで包んでもらえる。骨董品屋さんで安く大量に仕入れたらしい手ぬぐいの色柄はバラエティに富んでいて楽しい。手ぬぐいに包まれたおむすびを手にすると、ほっこりとやさしい気持ちになれる。
d0182852_1885942.jpg私がもらったおむすびは、こんな柄の手ぬぐいに包まれていた。d0182852_1883993.jpg
 









来月もまたお手伝いしたいなぁ。
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by dodo-55 | 2011-05-09 20:49 | 食べ物飲み物

春はいちご大福

「母ちゃん、また作ってんの~」と息子。
はい。作ってます。今週はもう100個以上作ったかも。
毎年、イチゴが1パック250円を切ったら、作り始めるイチゴ大福。
雑誌で、レンジで作る簡単な作り方を知ってから、毎年この時期にはせっせと作る。

イチゴが市場に出始めてしばらくは、そのまま食べることが多いのだが、時期の終わりかけの、小粒の大盛りが出回り始めると、そろそろ今年もやるか…ということになる。
今年は結構早くから安くて、1パック200円でかなりきれいな粒のものが手に入った。
おまけにご近所さんから、「白玉粉をたくさんもらったのだけど、使ってもらえますか?」と、「国産水稲もち米100%・石臼挽き極上白玉粉」なる「白玉屋新三郎(熊本)」の白玉粉を3袋もいただいた。

耐熱容器に白玉粉+水+砂糖を混ぜて、フタをしてレンジで2分。
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木べらでかき混ぜて、さらにレンジで2分。
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透明感が出て、ぽってりと固まったら、片栗粉をまいたバットに広げ、
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イチゴを包んで、でき上がり。
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まずは、白玉粉をいただいたご近所さんへ。
息子と一緒に作ったら、作ったしりから口に放り込むので、進まない。
お重に詰めて、宴会に差し入れしたり、息子の友達が遊びに来たらしばらくは、おやつは毎回コレ。
求肥が甘いのであんこは少しだけ包む。たまには、抹茶を入れたり、食紅でピンクにしたり。
子ども達には好評なので、パックに入れて持ち帰らせた。
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それぞれ、家族分の数を入れて持たせたのだが、後日、お母さんから聞いた話では、4人兄弟の男の子は、末っ子の妹に3つも取られ、「もらってきたのはオレなんやで」と怒ったら、一番上のお兄ちゃんが「ぼくの分をあげるよ」と、ゆずってくれたらしい。
兄弟の力関係というか、お兄ちゃんらしい優しさ、イチゴに目のない末っ子の素早い行動など、目に見えるようで、微笑ましかった。
「めっちゃ、おいしかった~」と言われると、うれしくなってまた、ほいほいと作ってしまう。
まだしばらく、粉まみれの台所になりそうだ。
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by dodo-55 | 2011-04-16 20:58 | 食べ物飲み物

南アフリカの野菜「プッチーナ」を食べてみた

八百屋さんでおもしろい野菜を見つけた。
葉だけがパック詰めされたそれをハーブの一種かと思い、横に貼ってあったチラシを見ていると、店のおばちゃんが「それ、もう1つで終わりやし、買うといて。プチプチして美味しいで」と勧める。
初めて見るその野菜の名はプッチーナ
チラシには「プチプチ食感の新野菜」「原産は南アフリカ」「ほんのり塩味。豊富なミネラル成分」とある。「生でも、茹でても、炒めても、揚げても美味しい」の言葉に購入決定。チラシも一緒にもらって帰った。


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葉や茎が水に濡れたようにキラキラしている。
さっそく生で一口パクリ。ん? はっきりとした塩味は感じない。クセもなく、プチプチというよりシャキシャキとした食感。
晩ご飯に、牛肉とエリンギと一緒に炒め、軽く塩コショウしてみた。炒めても、ホウレンソウのように葉がクタッとせず、シャキシャキ感はそのままなので、食べ応えがある。
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次の日の朝ご飯のとき、納豆に混ぜてみた。手であらくちぎって混ぜるだけ。納豆のねばりとプッチーナのシャキシャキ感がからみあって、なかなかいける。ご飯にかけてもいいが、副菜の一品としても十分なボリュームだ。
チラシによると、佐賀県の農家が無農薬で水耕栽培しているらしい。
旬はあるのかな? 今度見つけたら、茹でたり揚げたりして食べてみたい。
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by dodo-55 | 2011-02-09 17:46 | 食べ物飲み物

お魚づくし

アメリカから帰国中の妹一家が、義弟の家・岡山県笠岡市に里帰りしてきた。
義弟の家は瀬戸内海に浮かぶ神島(こうのしま)という島にある。
今朝港に上がった魚と、義母さんが庭で育てている野菜や果物をかばんいっぱいに詰めて、おみやげに持って帰ってきてくれた。
今日の晩ご飯は魚づくしだ。

特大のスズキをおろしていたら…
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お腹の中から、小さなイワシとイカが出てきてびっくり。子もたっぷり入っていた。
腹の中身はのちほど煮ることにして、
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身は刺身に。アラは塩焼きにした。そのほか、小さなチヌたちは煮付けに、アサリは味噌汁に。
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妹一家と母が先に食べたあと、野球の練習から帰ってきた息子と私は遅れて食べ始めた。
スズキの刺身はプリプリ。塩焼きにした骨まわりの身も美味しく、ご飯のすすむこと…。
お皿に残った刺身を「まだ食べる?」と息子に聞いたら、「食べる~!」。
(残念。私がたべようと思ったのに…)
アラの塩焼きはいらないだろうと、念のため聞いてみると、「もちろん、食べる~!」
(え~っ!これもかよ~)
仕方がないので、アサリの味噌汁でもおかわりしようと台所へ行くと、すでに鍋が空っぽ!
そういえば、息子が台所へ3往復していたような…。もう3杯も飲んだんかい!
あぁ…。もうちょっと食べたかったなぁ。
キレの悪い出刃包丁で、スズキと格闘したのに…。まだ、手が生臭いのに…。
あぁ、海の近くに住みたいなぁ~。
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by dodo-55 | 2010-12-08 22:03 | 食べ物飲み物