カテゴリ:お菓子( 5 )

お菓子作りは、あほの一つおぼえ。

 毎年、春のいちご大福と初夏の水無月は手作りするのだが、今年はおはぎに初挑戦してみた。
 先日、北白川の「スコップ&ホー」でおはぎ作りの教室に参加したこともあり、お彼岸にはぜひ手作りしてみたいと考えていたのだ。いちご大福に入れるこしあんは、市販の粉あんに水と砂糖を混ぜて練り、水無月にのせるあずきは、甘納豆を使っているので、これまで餡を手作りしたことはなかった。餡作りは、時間がかかりそう、鍋につきっきりになりそう、と思って避けていたのだが、やってみるとそうでもなかった。
 
 本当は、週末の3連休に作るつもりだったが、おはぎ好きの母が旅行に行くため、「それまでに食べたい」と言うので、平日の、仕事しながらのおはぎ作りとなった。鍋から目が離せないので、食卓で校正をしながら、ときどき台所に立つ。
 
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 あずきの煮える甘い香りが、何とも心地よい。あく抜きの湯こぼしが済めば、ひたすら弱火でコトコト煮るだけ。その間に、仕事、仕事。
 
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 あずきを煮ている隣で、もち米を蒸す。タイマーをセットして40分。ふたを取って、蒸しあがりを確認するときの、ふわりと立ち上る湯気に、ほっこり。
 コトコト煮るとか、蒸すとか、台所でゆっくり静かにできあがっていく時間が好きだなぁ。

 柔らかく煮えたあずきに砂糖を入れ、煮詰めるときにはさすがに鍋から離れられず、ずっとかき混ぜていたけれど、時間にしたらわずかに10分程度。餡を冷まし、蒸しあがったもち米を丸めて、餡でくるんだり、餡を入れてきな粉をまぶしたり。この手作業が楽しい。子どもが土団子を作る感覚?にも似て、童心に返るし、無心になる。
 これが、和菓子作りの醍醐味かも。「手で作っている」という感じが好きなのだ。洋菓子の場合は、粉をふるったり、卵やクリームを泡立てたり、オーブンに入れたり、道具がいろいろと必要で、しかも分量や作業をレシピ通りにしないと、でき上がりに差が出たり、まったく別ものができたりと、最後まで気がぬけない。その点、和菓子作りは割と単純。蒸し器とボウルがあればできるし、油を使わないので、洗物も楽。
 結局、洗物まで終えて、2時間ほどですべてできた。
 
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 初めてにしては、上出来。…となると、うれしくなって、しばらくはこればかり作ってしまうのがいつものパターン。いちご大福も、水無月も、シフォンケーキも、そうだった。まったく、アホの一つ覚え。もともとお菓子は食べることよりも、作ることが好きなので、できたものはいろんな人の胃袋に消えることになる。
 さっそく母が、お昼ご飯のあとに2つ試食。母は「もう少し甘い方がいい」と言うが、私はいつも甘さ控えめ。学校から帰ってきた息子が、「おっ! おはぎや!」とうれしそう。洋菓子よりも断然和菓子派の息子は、おやつに何個食べるだろうか。
 おっと、忘れていた。まずは父に、仏壇に供えないと…。お彼岸のおはぎ作りは定番になりそうだ。

 
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by dodo-55 | 2014-03-20 14:17 | お菓子

おやつにもおつまみにも!「まごはやさしい」クラッカー

 3月の「むろまち子どもクッキング」は記念すべき50回目。この日は初企画の「弁当の日」だった。
 5・6年生は弁当を家で自分で作って持参。1~4年生はみんなでご飯とおかずを作り、それぞれの弁当箱に詰める。お昼は和室で、みんなで食べた。
 
 6年生にとっては最後のクッキングだったので、、何かお菓子を差し入れしようと考えた。1~4年生のつくる弁当は、「ま・ご・は(わ)・や・さ・し・い」が全部入ったものなので、お菓子も同様のものができないかなぁと。
 「ま」豆、「ご」ゴマ、「わ」わかめ=海藻、「や」野菜、「さ」魚、「し」しいたけ=キノコ、「い」イモを全部入れた、ケーキ、クッキー…。いろいろ考えてみたが、海藻や魚が入ると、どうも甘いものは合わない。
 そこで思いついたのが、クラッカー。先日、「モクモク食育交流フォーラム」のとき参加した分科会で教えてもらったクラッカーは、おからと酒粕と小麦粉に刻んだ野菜が入っていた。これなら塩味だし、ジャコや海藻を入れても合うかも。

 さっそく作ってみた。「ま」はおから(大豆)、「ご」ゴマ、「わ」はヒジキとワカメ、「や」はちょうど家にあったタマネギ、金時ニンジン、大根葉、「さ」はジャコ、「し」はシイタケ、「い」はサツマイモ。材料は細かくみじん切りして、生地に混ぜ込み、焼いてみた。
 レシピ通りの分量で焼いて試食したが、ちょっと味がない感じがしたので、塩を増やし、しょうゆも混ぜてみた。食べてみた息子や甥っこ、姪っこも、「おいしい」と言ってくれたので、たくさん焼いて「子どもクッキング」に持って行った。

 みんなでお弁当を食べたあと、テーブルごとにクラッカーをお皿に盛り、「このクラッカーには、ま・ご・は・や・さ・し・いが全部入っています。何が入っているか、食べてあててみて~」。
 赤い粒々は「ニンジン!」とすぐに気づく子が多かったが、緑は「ホウレンソウ」と答える子が多かった。サツマイモやシイタケがわかりにくかったようだ。
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 最近の子どもたちは、お菓子でも味の濃いもの、甘いものが好きだから、こんな地味な手作り菓子は人気がないかと思っていたが、喜んでくれてよかった。
 一緒に試食した男の先生が、「これ、ビールにも合いますね!」と言ってくれたのもうれしかった。そうそう、ワインにも合うし、焼酎にもいけそう。「ま・ご・わ・や・さ・し・い」が入っているから、体にもいいのだ。簡単だから、また作ろう~っと。

【おから入りクラッカーの作り方】
 ①おから60g、酒粕40g、小麦粉200g、ナタネ油(オリーブ油)大さじ2、塩小さじ1/2、野菜のみじん切り50g(これが基本の分量だが、私は塩としょうゆを足した。野菜も多めでもOK)をよく混ぜる。
様子を見ながら水を加え、耳たぶより固めにこねる。
 ②2つに分け、めん棒で薄くのばし、フォークで穴をたくさんあける。
 ③小さく切り分け(3×3cm程度)、150℃のオーブンで30分ぐらい焼く
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by dodo-55 | 2013-03-18 21:13 | お菓子

久しぶりの手作りお菓子は、メダルクッキー

 お菓子作りはとんとご無沙汰だったが、2月の大文字駅伝のときに久しぶりにクッキーを焼いた。
 駅伝に出場したメンバーに、「お疲れさま」の気持ちを込めて、メダルクッキーを差し入れしようと思ったのだ。
 メダル型の丸いクッキーに穴を開けて、ひもを通し、首から下げられるようなものを考えていた。渡すまでに割れてしまわないように、バターの少ない固めのクッキーがいい。材料を混ぜて、生地を作り、丸く型抜きする。別に抹茶を混ぜた生地で、小学校名のイニシャル「M」を作り、メダル生地の上にのせて。菜箸で突いて、ひもを通す穴を開けて…。と、思いつきでやってみたのだが、どうもうまくいかない。
 結局、抹茶生地も混ぜてしまい、マーブル模様に。穴がうまく開けられないので、大きな穴の開いたドーナツ用の型で抜いて、リング状のクッキーになってしまった。
 どう見てもメダルに見えないクッキーだが、ひもを通し、ラッピングして、学校名を袋の上から貼って終了。
 全部準備が整った時点で、ふと気になった。メダルクッキーなんて、幼稚やろか…。もう小学校6年生だし、160cm超えてる男の子もいるのに…。
 でも、作ってしまったんだし、とりあえず渡そう。そう決めて、大文字駅伝当日、何区間かで息子を含む子どもたちを応援したあと、ゴール会場の岡崎公園へ向かった。
 先生に子どもたちを集めてもらって、一人一人「お疲れさん」とメダルクッキーを首にかけてやった。女の子たちが、「わー、うれしい」「早く食べた~い」と喜んでくれたので、ほっとした。さすがに男の子たちは無表情だったが。
 息子の話では、学校へ帰ってから、先生たちと一緒にホットティーを飲み、お菓子を食べながらのお疲れ様茶話会が催されたらしい。そのとき、みんなで食べてくれたそうだ。
 走ったあとって、無性に甘いもんが食べたくなるもんなぁ。私は、帰ってまずはビール飲んだけど。
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by dodo-55 | 2013-03-15 16:07 | お菓子

お茶にしよう。

ときどき、抹茶が飲みたくなる。
特にいただきものや、特別に買ってきたお菓子があるときは。
今日は仕事帰りに吉廼家(よしのや)さんで「おとぎ草子」を買ってきた。
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お菓子はどれも直径が2.5cmほどのミニサイズ。季節の花や果物をかたどった練りきり、寒天、饅頭など、一つ一つ手作りされた可愛い和菓子が、10cm四方の小さな箱に入っている。
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包装も可愛くて、包み紙やひも、飾りの花も季節によってちがう。
今回は栗の枝がついていたが、5月は水色の包装紙に菖蒲が添えられていた。




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箱の中に入っている楊枝もおしゃれ。
パステルカラーの着物をまとったような、包みが愛らしい。

お茶(茶道)は習ったことがないので作法もわからないし、堅苦しいのはイヤなので、普段の食卓で簡単ティータイム。
好きなお菓子を2つずつ小皿にのせて、自分でお茶をたてる。
セルフサービスの立礼式だ。
母はお茶をやっていたので、慣れた手つきで。私はまったくの我流。息子は見よう見真似で、なんとか。
今回、息子のお茶だけは特別だ。日曜日に上賀茂神社のイベントで、自分で石臼を引いて抹茶作りを体験したときの抹茶なのだ。
石臼引き体験の列に30分並び、結構重い石臼を5分間回しても、できたのはほんのわずか。その粉をもらって大事に持ち帰り、自分でたてて飲むとは、なかなかできない体験だ。

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ちっちゃいけれど本格派の和菓子と自分でたてたお茶で、一服。
ひとときのほっこり時間だった。
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by dodo-55 | 2010-11-12 10:40 | お菓子

あたり前田のクラッカー

「母ちゃん、コレ食べかけやけど、残り食べてもええよ。あたり前だのクラッカーやで」。
小学校で開催されていた「ふれあい広場」(イベントや屋台が出る地域交流のお祭)から帰ってきた息子が、机の上に袋をポンッと置いた。射的で当てた景品のお菓子らしい。
ふ~ん、クラッカーか…と手に取った袋を見ると、「あたり前田のクラッカー」の赤い文字が!
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「あたり前田のクラッカー」とは、亡き父が時々使っていた言葉。
それが何のことだか知らずに、私や息子もいつの間にか、「あたり前や」と言うときには「あたり前だのクラッカーや」と、変なおやじギャグを言ってしまうようになっていたのだ。
これか!このことやったんか。それにしても、こんな名前のクラッカーが存在するとは…。

袋の裏を見ると、製造元は前田製菓。ホームページによると――
1918(大正7)年創業。戦後まもなく、現在もロングセラーのヒット商品となっている「ランチクラッカー」の発売を開始。
1958(昭和33)年にはハンドオーブンを導入。これをきっかけにお菓子のオートメーション化を推進。
1962(昭和37)年には、「てなもんや三度笠」のテレビ放送が開始され、番組内で流れる「あたり前田のクラッカー」のフレーズも全国区になる。

おお!まさしく、このフレーズ。
テレビの時代劇風コメディ番組「てなもんや三度笠」の中で、藤田まこと扮するあんかけの時次郎が、悪役をバッサリ斬り捨てたあと、懐からクラッカーを取り出し、「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー」と見得をきる。
前田製菓は、この番組の提供スポンサー。にしても、番組のあとにCMを流すのではなく、番組中にセリフで言わせるとは、スゴイ。しかも、この番組、視聴率が50%だったらしいから、毎回登場するこのフレーズが流行語になるのも当然だろう。
ちなみに、この番組に出演していた財津一郎の「…してチョーダイ!」も同じく流行語になったらしい。

う~ん。歴史あるお菓子だったんだなぁ。
私が生まれる前からあったお菓子だったとは…。
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by dodo-55 | 2010-11-11 10:16 | お菓子