<   2011年 11月 ( 3 )   > この月の画像一覧

母さんが夜なべをして…?

「母さんが夜なべをして、手袋編んでくれた」―という歌があるが、昔は縫い物、編み物などは、女の夜なべ仕事だった。家事で一日中忙しい主婦は、家族の着物や洋服を作ったり、繕ったりする時間が、夜しかなかったのだろう。
そういえば、私が小学生だったころまでは、母が新しく作ってくれたスカートは、朝目覚めると枕元に置いてあり、その日はさっそくおニューのスカートでウキウキと学校へ行った覚えがある。破れたりボタンが取れたりした服や、ゼッケンや名札付けを頼んでおいた体操服なども、やはり朝にはできていて、きちんとたたんで置いてあった気がする。

それも今は昔。縫い物、編み物もすっかり趣味の世界になってしまった。
中高生のころには、手芸や編み物が学校でも流行り、友達の誕生日プレゼントを手作りしたり、冬の通学電車で編み物をしている子もよく見かけた。授業の合間に編み物をする子もいて、「誰に編んでるの~」と気になったりしたものだ。

そんな風景も今は見かけない。
趣味で自分や子どもの服やカバンを作る人はいるだろうけれど、夜なべまでする人はほとんどいないだろう。
私はミシンより手縫いが好きで、編み物は苦手。刺繍やアップリケなどの手芸は、小学校のころから続けている。と言っても、この10年くらいは、糸と針を持つ時間はほとんどない。息子のズボンの膝に次から次へと穴が開くので、膝あての布を縫い付けるときくらいか。

100均で売っていた、アイロンで簡単にくっつく膝あてを使ってみたが、すぐに取れてしまってまったく意味がない。結局ハギレを丸く切ってまつり縫いするのが、一番丈夫だ。それでも、その膝あてもすぐにすり切れ、再度上から当て布をすることになる。
d0182852_21395640.jpg

浴衣のハギレや古くなった私のGパンの一部など、いろんなきれを使っている。
たいていは丸い形にしているので、その上から「へのへのもへじ」やハートマークを刺繍してみたり、ちょっと遊んだりもしていた。

そんなズボンを、今まで何も文句を言わずにはいていた息子だったが、最近、「母ちゃん。ハートはやめて」だの、「なんでこんな色のきれ使うの。ズボンと同じ色のにして。目立つやんか」だの、いろいろ言い始めた。
「おんなじ色のハギレがなかなか、ないねん」と言い訳をしつつ、今どきこんなに何回も繕ったズボンを嫌がらずにはいている息子に、少々申し訳ない気持ちも。

この前、大きく穴が開いた靴下を捨てようとしたら、「え~!何で捨てるん?縫ったらまだはけるやん」と怒られてしまい、靴下ぐらいえぇやん…と、繕うのがめんどくさかった私は反省させられた。
d0182852_21522113.jpg

そんな息子は最近毎晩、ミシンで雑巾を縫ってくれている。家庭科で習い始めてハマッタらしい。いつか雑巾に…と思ってためておいた古いタオルが、どんどん雑巾に生まれ変わっている。半纏着て、コタツにミシン置いて、昭和の雰囲気さえただよう、冬の夜。
坊ちゃんが夜なべをして、雑巾縫ってくれた~なのだ。
[PR]
by dodo-55 | 2011-11-28 20:43 | 家事・家仕事

雨の日のアニメーション制作

雨の土曜日。暇を持てあましている息子。私が仕事をしている横で、ウルトラマンの人形を並べて遊び出した。
「アニメーション作るわ」と私のデジカメを持っていく。
以前は、ノートの端っこに連続したマンガを描き、パラパラとめくって楽しむ「パラパラマンガ」をよく作っていた。今日はそれの進化した形らしい。人形を少しずつ動かしたものを撮影し、順番に見れば動いて見えるというもの。つまり、アニメーションの原型だ。

できた作品を見せてもらったが、イマイチ。「ちょっと、貸してみ」と私が手本を見せることに。
つい、マジになって撮影していると、「母ちゃん。なに真剣にやってんの。仕事もそれくらい熱入れてほしいな」と横で息子が言う。
そして、できた作品がコレ。
d0182852_2035031.jpg
d0182852_20352074.jpg
d0182852_20353912.jpg
d0182852_2036690.jpg
d0182852_20361923.jpg
d0182852_20364365.jpg
d0182852_2037275.jpg
d0182852_20372269.jpg
d0182852_20381859.jpg
d0182852_20383537.jpg
d0182852_2039083.jpg
d0182852_20391312.jpg
d0182852_20393019.jpg

自分で見て、思わず笑ってしまった。(ちょっと指が写ってしまっているが)息子も見て大笑い。
カメラの位置を変えないこと。ストーリー性をもたせることなど、いくつかのポイントを教えると息子も納得。考えながら、新しい作品に取り組んでいた。
アホなことに時間をとられてしもた~。でも、コレ、おもしろい。
[PR]
by dodo-55 | 2011-11-05 20:50

飛び込んできたことば

1年ぶりに息子の保育園時代の同級生と保護者が集まった。卒園以来5年目となる今年の同窓会は幹事だったので、当日は気ぜわしく過ぎたが、懇親会でみんなからの近況報告を聞いてようやく一息ついた。
ある女の子の一家は、数年前に仙台へ引越し今春の大震災に遭ったが、全員無事だったとのこと。お父さんの話では、住んでいた所は地震や津波の被害はなかったものの、原発の事故があってからも地元民は地元のものを食べなければいけないという、変な意味の「地産地消」があり、それ以来、子どもたちとお母さんは京都へ帰ってきたらしい。仕事の都合でまだ仙台に残っているお父さんも、ある人の言葉を思い出し、日々自分に向き合いながらいろいろ思案中だそうだ。

ある人の言葉とは、「毎朝起きて、鏡を見て、今日一日やることを思い浮かべたとき、それらのことは、もし自分が今日死んでしまうとしても、やらなければならないこと、やりたいことか。そうでないことが毎日続く状態なら、それはその人がやるべきことではない」というもの。

私は毎日、鏡を見て今日一日のことを考えることはないが、おそらく思い浮かべる一つ一つのことは、小さいことでもすべて「やりたい」からやっていると思う。
たとえそれが、子どもの学校の用事であれ、家事であれ、ちょっとめんどうな仕事であったとしても。私は慎重に考えて行動するタイプではないので、考える前に動いてしまっていることが多い。たぶん体が動くということは、気持ちもそちらへ向いているからだろうと思う。

まぁ、単純に言えば「イヤイヤやることには意味がないし、進歩もない」ということだろうか。
d0182852_16473552.jpg

ある日の息子の弁当。野球の試合のあと、午後から練習があった日。がっつり食べてもらうため、ご飯も多めに入れたビビンバ弁当。好物の韓国のりも添えて。見た目豪華だが、実は手抜きの楽チン弁当。千切りした大根、人参とゆがいたほうれん草は、塩+ゴマ+ごま油で和えるだけ。薄焼き卵の細切りと肉のタレで炒めた牛肉を入れればOK。
d0182852_16563189.jpg

ごま油は、ずっーと愛用の「へんこ山田のごま油」。香り抜群なので、食欲もアップ。
[PR]
by dodo-55 | 2011-11-04 16:58 | ことば