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空き家あります。

空き家あります。新築です。どうぞ、来てください。とでも、張り紙をしようか…。
5月1日にわが家の畑に置いたミツバチの巣箱。2週間過ぎても、ハチは来ない。今年の5月は、天気も悪いし、気温も低かった。ハチの動きも鈍っているのだろうか。

巣箱は親戚のおじさんが「これ、しばらく畑に置いといてくれへんか」と車で運んできた。
5月は分蜂の季節…ということは知っていた。分蜂とは、ハチが元の巣から分かれて新しい巣に移ること。おじさんは、重箱式というわれる巣箱と、キンリョウヘンという名前のランの鉢をセットでもってきた。
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これがその巣箱。一番下のわずかなすき間みたいな入口からハチが入るらしい。
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そして、この茶色い花がキンリョウヘンというラン。この花の香りがハチを誘引するのだそうだ。

それにしても、ニホンミツバチを育てたことも、間近で見たこともないのに、置いておくだけでいいのか?
あずかったからには、ハチが入るところを見てみたいし、「来たよ」と報告したい。
ネットで調べてみたら、キンリョウヘンはかなり効き目があるようで、マンションのベランダに設置しておいた人が、分蜂に成功した例もあった。

ニホンミツバチは野生のハチで、木の洞や床下、墓の中、天井裏などに巣を作るらしい。分蜂は、新しく生まれた女王蜂が巣立つのではなく、もともといた母親の方の女王蜂が働きバチを引き連れて巣を出るのだそう。そのなかで、探索蜂とよばれる偵察隊のハチたちが新しく巣になりそうな場所を探し、いい場所を見つけたらほかのハチを連れて引っ越すそうだ。

畑には巣を設置したとき、イチゴやスナップエンドウ、ソラマメの花が咲いていたし、実もなっていたので、ハチは飛んできてはいると思う。でも、いまだに新築の家は空き家のまま。お気に召さないのだろうか…。単に気づかれていないだけ?ハチが入るか、入らないかは運まかせなのかなぁ。
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by dodo-55 | 2012-05-15 22:02 |

カラスノエンドウの隣には

息子の野球の試合の応援のため、ある球場に行ったときのこと。
球場の周辺は公園になっており、野球関係者だけでなく、親子連れで遊んでいたり、犬の散歩に来ている人もちらほらいる。
そろそろ試合が始まるな…というとき、ピーピーと懐かしい音が後ろから聞こえてきた。思わず振り返ると、小さな女の子がカラスノエンドウの笛を鳴らしていた。
私も小さいころは、よく吹いたものだ。シービービーと呼んでいたのだが、音の感じからそう言っていたのかな? カラスノエンドウのさやを口にくわえて吹くやつだ……あれ?どうやって作るんだっけ? 昔よくやった草遊び。シロツメクサで王冠を作ったり、エノコログサを虫に見立てて、握った手の中からモコモコと出してみたり…。今は作り方を忘れてしまって、できない。

シービービーを吹いている女の子はおじいちゃんと一緒にいた。たぶん、おじいちゃんに教えてもらったのだろう。昔のように身近に原っぱもなくなってしまったけれど、公園や河原には今もときどきカラスノエンドウやシロツメクサ、オオバコなどを見かける。今の子どもたちは、草花を見つけても、それで遊んだりはしないのだろうな。
数日後、自転車で近所を走っていたら、またシービービーが聞こえた。今度は小学校低学年ぐらいの男の子が吹いていて、横にはおばぁちゃんがいた。やっぱり、草笛の吹き方を知っているのは、祖父母世代なんだなぁ。
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カラスノエンドウは「カラスのエンドウ」かと思っていたら、「烏野豌豆」だった。野に咲くエンドウのさやが黒く熟すのをカラスにたとえたのが名の由来。ちなみに、カラスより小型のスズメノエンドウ、カラスとスズメの間という意味のカスマグサもある。
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by dodo-55 | 2012-05-07 20:25 | 草花