タグ:料理 ( 13 ) タグの人気記事

6年生の調理実習で感じたこと

 「子どもクッキング」を主催されている社協の方から、6年生の調理実習のお手伝いをしてもらえませんか、と連絡をいただいた。6年生最後の調理実習は、班ごとに献立を決め、買い物、調理まですべて自分たちでやる「まかせてね。今日の食事」という授業。
 6年生の息子は「メニュ―を決めるのが、難しいねん」と、夕食のときに話していた。1班3~4人で、男の子は肉が食べたいらしいが、「肉はいや」という女の子がいたり、主菜、副菜、汁物、ご飯を作るので、使いまわしのできる食材を選んだりするのが、難しいようだ。
 「ポテトサラダは決まったんやけどな」
 「じゃあ、ジャガイモと玉ネギの味噌汁にしたら?」(実はこれ、息子が一番好きな味噌汁の具)

 結局、息子の班は、オムライスとポテトサラダ、ジャガイモと玉ネギの味噌汁、イリコの佃煮に決まったそうだ。オムライスの中身はチキンライスだが、献立上ご飯扱いになるので、だしをとるのに使ったイリコを佃煮にして、それを主菜と位置付けたらしい。(このあたりが、家庭科の授業っぽい)
 6年生2クラスのうち、息子のクラスの実習の日は仕事があり行けず。(私が行くことを、息子はいやがっていたので、ちょうどよかったかも) もう一つのクラスの方だけ、お手伝いさせてもらった。

 子どもクッキングに来ている子はさすがに慣れていたが、普段まったく料理していない子でも、6年生ともなると、それなりにできている。作り方は、ネットで検索して調べてきているのも、今どきの子らしい。女の子よりも、男の子が意外にてきぱきと動いていて、洗い物なども進んでやっていたのが印象的だった。

 こどもたちの作った料理はこんな感じ。
d0182852_10393480.jpg

 ギョーザ、野菜炒め、コンソメスープ、ご飯。
 このお皿にはギョーザが写っていないが、余ったギョーザの中身をハンバーグ風にして焼いたものがのっている。ギョーザにはチーズも入れていた。 
d0182852_10431549.jpg

 チーズ入りハンバーグ、温野菜、コンソメスープ、ご飯。
 サラダではなく、温野菜にしたところがいい。温野菜と同じ野菜がスープにも入っていて、食材の使いまわしもできている。
d0182852_1049373.jpg

 ロールキャベツ、マーボー豆腐、味噌汁(わかめ、豆腐)、ご飯。
 この班は、主菜がロールキャベツで副菜がマーボー豆腐という豪華版。調理が大変だったので、スタッフが一人ほぼつきっきりだった。
d0182852_10522920.jpg

 煮込みハンバーグ、生ハム巻、かきたま汁、ご飯。
 生春巻ならぬ生ハム巻は、キュウリとチーズをハムで巻いたもの。ネーミングがユニーク。
d0182852_10543125.jpg
 
 チンジャオロースもどき、ポテトサラダ、味噌汁(ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、ネギ)、ご飯
 この班には宗教上の理由でお肉が食べられない子がいたので、豚肉の代わりに厚揚げを使った「チンジャオロースもどき」を作っていた。考えたね~。
d0182852_10573028.jpg

 オムそば、ポテトサラダ、味噌汁(ジャガイモ、もやし、ニンジン、玉ネギ、わかめ)、ご飯。
 焼きそばの上にかぶせた薄焼き卵に切り目を入れて、ケチャップで模様を描くあたりがオシャレ! みんな思い思いの模様を描いていた。

 並べてみて気づいたが、和食がほとんどない。味噌汁、ご飯があっても、焼き魚、和え物、煮物などはない。買い物のとき生魚は×など、食材の制約があったこともあるが、まぁ、これが今どきの食卓なのかもしれないが。それから、ハンバーグにチーズ、餃子にもチーズなど、子どもたちがチーズ好きなのにも驚いた。チーズは別に入れなくてもメニューとして成り立つのに、チーズを入れたいのかなぁ。

 実習中、子どもたちに聞かれたことは、
 ・‘チンジャオロースもどき’に入れる筍の水煮を切るときの大きさ
 ・ポテトサラダのジャガイモをどの程度つぶせばよいか?
 ・野菜炒めのニンジンはいちょう切り?
 など。
 「筍の水煮は、すでに煮てあるから、炒めるときもすぐに火が通るので、大き目に切っても大丈夫」。
 「ポテトサラダは、どんな仕上がりにしたいのかな? マッシュポテト状態にしたいなら、根気よくつぶす必要があるし、ゴロゴロとジャガイモが入っている感じにしたいなら、そこそそでいいし」。
 「ニンジンは、イチョウ切りでも短冊切りでも。切り方よりも、厚さと大きさをそろえた方が、火の通りがいい」。
と、答えていて気がついた。子どたちは、作り方をきっちり調べて、書いてある通りに作れるのだが、「なぜ、そうするのか」「そうしたら、どうなるか」を、考えたり、やってみたりをしていない。ひたすら、作業をこなしている感じ。
 確かに時間もないし、書いてある通りにやるだけで精一杯なのかもしれないが、失敗してもいいから、もっと五感を使っていろいろ試してほしいなぁと思った。

 ポテトサラダに入れるキュウリを小口切りにするつもりで切っていた男の子が、「薄く切れへん」と2cmサイズに切ってしまっていた。私は「キュウリは生でも食べれるし、大きくてもえぇんちゃう?食感を楽しんだら」とアドバイスしたのだが、担任の男の先生は、「そんな大きかったらアカンやろ。もっと薄く切らな」と、小さな2cmのキュウリを持たせてさらに薄く切らせていた。小さなものをさらに切るなんて、その方が危ない。どうして、薄くなければアカンのか? もっと、臨機応変にできないものなのか…。

 各班メニューや進行状態もちがう上、1皿ずつ余分に作った料理を職員室や校長室に試食用に運んだりするのにも手間取り、全員で試食するころには、ほとんどの料理(特に汁物が)冷めてしまっていて、おいしさが半減↓だったのも残念だった。熱いものは熱く、冷たい料理は冷たいうちに食べないと、せっかくの料理が台無しだ。学校には栄養教諭がおられないし、担任と主任の先生と、お手伝いスタッフ2人では難しいのかもしれないが、「とりあえず、最初から最後までやりました」的な感じがしないでもない。

 いつもお手伝いしている「子どもクッキング」とはちがって、あくまで家庭科の授業なのだから仕方がないのかもしれないが、この調理実習が家で料理をするきっかけにはならないだろうし、子どもたちの記憶にはほとんど残らないだろうなと思う。
 自分自身をふりかえってみても、小・中・高校でやってきたはずの調理実習で何を作ったか、どんな風にやったか、さっぱり記憶にない。やはり、強烈な印象として残っているのは、初めて一人で台所に立ったときのこと、大失敗をしたときのことだ。あとは、家の台所から聞こえてくるトントントンと切る音やぐつぐつと煮える鍋の音、そしておいしそうな匂い…だ。

 
 
[PR]
by dodo-55 | 2013-01-27 17:30 | 食育

むろまち子どもクッキング(12月)

 小学校で開催されている「こどもクッキング」のお手伝いをするようになって、12月でちょうど1年。1年といっても年に5回の開催だから、5回スタッフとして入っただけだが、多くのことを学ばせてもらっている。
 こどもクッキングは、準備から調理、後片付けまで、すべて子どもたちだけでやる。1テーブル子ども4人に大人のスタッフが2人。子どもたち全員が、計量から洗う、切る、混ぜる、炊く、炒める、味見など、調理の全工程を体験することになっていて、大人は見守るだけ。手は出さない。低学年の子も、危なっかしい手つきながら、それなりにできるし、高学年の慣れた子どもたちが良いお手本になっている。
 参加回数の多い5・6年生は、「こどもスタッフ」として大人のスタッフの手伝いができる。今年の6年生のこどもスタッフの女の子たちは、毎回ほんとうによく動いてくれて、下級生からの信頼も厚い。クッキング終了後に毎回こどもたちに書いてもらう感想にも「○○さんのように、料理が上手になりたいです」と名前があがるほど。
d0182852_21452871.jpg

 今回のクッキングでは、こどもスタッフは大人のスタッフと同じように動いてもらい、各班に一人ずつ振り分けられていた。初参加の子も、低学年の子も、子どもスタッフのお姉ちゃんたちの言うことをちゃんと聞いていた。
d0182852_2146873.jpg

 家でもよく料理しているようだし、これだけできたら中学生になってもお弁当も一人で十分作れるね。
次回の今年度最終のクッキングでは、6年生には自分で自分のお弁当を作ってきてもらい、ほかの子どもは例年のようにみんなで作って、お弁当箱に詰め、全員でお昼にお弁当を食べる企画。子どもクッキング版「お弁当の日」だ。
 先日、6年生の家庭科の調理実習のときに、チラシを渡して「お弁当の日」参加を呼びかけたが、どれくらいの子どもたちが参加してくれるだろうか。



 
 
[PR]
by dodo-55 | 2013-01-07 17:35 | 食育

むろまち子どもクッキング(10月)

 今回の子どもクッキングは、2月に子どもたちが仕込んだ「手前みそ」を使って味噌汁を作り、地域の方々にふるまうというもの。メニューは、ご飯に秋の幸みそしるとニンジンの胡麻和えの一汁一菜。

 まずは、「手前みそ」のお披露目会。2月の味噌汁検定のあと、子どもたちがかめに仕込んだみそが、家庭科室に運ばれる。新聞紙にくるまれ、仕込んだ子どもたちの名前も書いてある。「2012年2月4日・名前・こくみそ君」。「こくみそ君」とは、このみその名前らしい。
d0182852_20295422.jpg

 ふたを開けるまで、みんなドキドキ。私もそうだが、スタッフには毎年家でみそを仕込んでいる人もいる。けれど、おそらく子どもたちは初めての体験だろう。
 できたみそは色も香りもいい感じ。必要な分だけラップに包み、各テーブルに分ける。味見してみたら、深いコクと甘みのある、まさに「こくみそ君」であった。

 子どもたちは慣れた手つきで、調理を進めていく。ニンジンはピーラーで薄く切り、ゴマはすり鉢でする。
d0182852_20271482.jpg

d0182852_2027756.jpg

d0182852_2028539.jpg

 今回は地域の人たちにふるまうので、味噌汁は大きな鍋で作る。昆布とイリコはたっぷり投入。
d0182852_202756100.jpg

これだけ入れば、だしも美味しいはず。「こくみそ君」を溶かして、味見。子どもたちが「ちょっとうすい」と言ったので、少し味噌を足したが、だしがしっかり出ているので、薄めでも十分美味しい。
d0182852_20285183.jpg

 味噌汁の具は、きのこと豆腐。豆腐も全員が手にのせて切ります。みんな慣れたもの。
d0182852_20284620.jpg

 今回私は、試食や反省会には参加できなかったけれど、手前味噌「こくみそ君」パワー全開の味噌汁は、きっとみんなを笑顔にしたはず。これからの季節、何はなくとも、あったか~い味噌汁があれば十分だよね。
[PR]
by dodo-55 | 2012-11-05 20:39 | 食育

むろまち子どもクッキング(5月)

昨年からスタッフとしてお手伝いさせていただいている室町小学校での「子どもクッキング」。今年度最初のクッキングは、「おすしとおすまし」。5月18日は毎年、近くの上御霊神社のお祭もあり、祭りといえばお寿司でしょう…ということで、今回は自分で工夫して具を飾る「ケーキ寿司」だった。
d0182852_1639019.jpg

食材には春を感じるキヌサヤやウドも使用。キヌサヤのすじ取りをしているとき、「こすり合わせるとキュッキュッと絹をこすった音がするからキヌサヤと言います」と栄養教諭の先生が説明。へぇ~、知らなかった。勉強になるなぁ。

今回のクッキングでは、こんなことができるようになる。
 ・すし飯(合わせ酢)が作れる
 ・昆布とかつおのだしをとることができる
 ・おすましを作ることができる
 ・卵のそぼろが作れる
 ・キヌサヤのすじ取りができる。ゆで方がわかる
 ・にんじんの型抜きができる。ゆで方がわかる
 ・自分で型におすしを詰めることができる
d0182852_16463699.jpg
d0182852_16474118.jpg

すし飯をしゃもじで「切るように」混ぜるのは、ちょっと難しかったかも。
d0182852_16485564.jpg

なんといっても、子どもたちに人気だったのは、卵そぼろ作り。私が担当していた班では、きっちり10秒計って交代で混ぜていました。菜箸を何本かまとめて握ってかき混ぜていたら、あら不思議。卵がポロポロになっていく~。そのようすが楽しくて仕方がないようす。
d0182852_1653654.jpg

型抜きしたあとのニンジンや、ウドの皮はスタッフがまとめて千切りにし、ごま油で炒めてきんぴらに。だしを取ったあとのいりこや昆布を佃煮にしたり、毎回、食材を無駄なく使い切るのも、このクッキングの素晴らしいところ。
d0182852_16563087.jpg

おすましには、香りのいいウドを。ウドなんて、家庭でもあまり使うことがない。「ウドって食べたことある?」と子どもたちに聞いてみたら、「あるよ」。へぇ~意外。「家でお母さんが使わはるの?」「家ではないけど、(この)クッキングで。去年も食べた」 なるほど…。
d0182852_16555995.jpg

鮭フレーク、卵そぼろ、キヌサヤ、型抜きニンジン。お寿司の具がそろったら、
d0182852_171122.jpg

牛乳パックを切った型にラップをしいて、すし飯を詰め、上から好きな具を好きなようにトッピング。
d0182852_1743259.jpg

ひし形にして、キヌサヤやニンジンで顔を表現したり、
d0182852_1734345.jpg

なんと、ハート型にした女の子も。
d0182852_1752667.jpg

具をてんこ盛りにしているのは、野菜好きな子? どうしても野菜がいやで、卵そぼろしかのせていない子もいました。
d0182852_1774210.jpg

d0182852_179034.jpg

いただきます!!

今回の参加者には卵アレルギーの子がいなかったので卵を使用したが、卵がダメな子がいた場合、高野豆腐とニンジンをすりおろしたものを混ぜて使う予定だったそう。ほんとうに細かいところまで配慮されていて、毎回感心するし、勉強になる。
子どもたちもほんとうに楽しそう。
 次回は7月。テーマは「お抹茶とお茶菓子」。涼しげな琥珀かんを作る予定。
[PR]
by dodo-55 | 2012-06-16 17:22 | 食育

飛び込んできたことば

1年ぶりに息子の保育園時代の同級生と保護者が集まった。卒園以来5年目となる今年の同窓会は幹事だったので、当日は気ぜわしく過ぎたが、懇親会でみんなからの近況報告を聞いてようやく一息ついた。
ある女の子の一家は、数年前に仙台へ引越し今春の大震災に遭ったが、全員無事だったとのこと。お父さんの話では、住んでいた所は地震や津波の被害はなかったものの、原発の事故があってからも地元民は地元のものを食べなければいけないという、変な意味の「地産地消」があり、それ以来、子どもたちとお母さんは京都へ帰ってきたらしい。仕事の都合でまだ仙台に残っているお父さんも、ある人の言葉を思い出し、日々自分に向き合いながらいろいろ思案中だそうだ。

ある人の言葉とは、「毎朝起きて、鏡を見て、今日一日やることを思い浮かべたとき、それらのことは、もし自分が今日死んでしまうとしても、やらなければならないこと、やりたいことか。そうでないことが毎日続く状態なら、それはその人がやるべきことではない」というもの。

私は毎日、鏡を見て今日一日のことを考えることはないが、おそらく思い浮かべる一つ一つのことは、小さいことでもすべて「やりたい」からやっていると思う。
たとえそれが、子どもの学校の用事であれ、家事であれ、ちょっとめんどうな仕事であったとしても。私は慎重に考えて行動するタイプではないので、考える前に動いてしまっていることが多い。たぶん体が動くということは、気持ちもそちらへ向いているからだろうと思う。

まぁ、単純に言えば「イヤイヤやることには意味がないし、進歩もない」ということだろうか。
d0182852_16473552.jpg

ある日の息子の弁当。野球の試合のあと、午後から練習があった日。がっつり食べてもらうため、ご飯も多めに入れたビビンバ弁当。好物の韓国のりも添えて。見た目豪華だが、実は手抜きの楽チン弁当。千切りした大根、人参とゆがいたほうれん草は、塩+ゴマ+ごま油で和えるだけ。薄焼き卵の細切りと肉のタレで炒めた牛肉を入れればOK。
d0182852_16563189.jpg

ごま油は、ずっーと愛用の「へんこ山田のごま油」。香り抜群なので、食欲もアップ。
[PR]
by dodo-55 | 2011-11-04 16:58 | ことば

舞鶴の肉じゃが

「甘煮」の作り方
1.油入れ送気
2.三分後、生牛肉入れ
3.七分後、砂糖入れ
4.十分後、醤油入れ
5.十四分後、蒟蒻、馬鈴薯入れ
6.三十一分後、玉葱入れ
7.三十四分後、終了

材料を見ても分かるように、これは肉じゃがの作り方。
「海軍厨業管理教科書」として、舞鶴の海上自衛隊第四術科学校に残るレシピだ。
このレシピ通りに作られた肉じゃがを、先週舞鶴でいただいてきた。
この日は、肉じゃが発祥の地として舞鶴を盛り上げている、「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」料理長の伊庭節子さんと、ガイアシンフォニー第二番にも出演した佐藤初女さん直伝のおむすび作りを広めている加藤和子さんのコラボランチの日。
舞鶴市内の商店街の中にある「日替わりシェフの店八島いっぷく亭」で、元祖肉じゃがとおいしいおむすびがいただける。
d0182852_21514886.jpg

d0182852_14575771.jpg

元祖肉じゃがとおむすびのコラボランチは、毎月第一金曜日のみのメニュー。
私はわこさんの助っ人として、おむすびを一緒に作らせてもらった。

おふくろの味として親しまれている肉じゃがだが、実は洋食のビーフシチューをまねてできたものだった。
明治34年に海軍舞鶴鎮守府初代指令長官として赴任していた東郷平八郎が、青年期に英国へ留学中に食べたビーフシチューの味が忘れられず、作らせたのが始まりだそう。
当時日本には、バターやワインなどの調味料がなかったため、醤油・砂糖・ごま油で味付けしてできたのが肉じゃが。
長期間の航海でビタミン不足による脚気や壊血病で倒れる水兵さんが多いなか、美味しく栄養価の高い肉じゃがは、兵隊たちの命を救い、鋭気を養い、美味しい艦上食として全国に広まったという。

伊庭さんの作る「元祖肉じゃが」は、当時のレシピを再現したもの。ポイントは、油はごま油を使うこと、最初に牛肉をしっかり炒めること、玉ネギは火を止める3分前に加えること。そしてレシピにはないが、彩りと栄養バランスを考えてニンジンとグリーンピースも少しだけ入っている。
d0182852_1749952.jpg

肉じゃがの味付けや作り方は家庭によって少しずつちがうが、この「元祖肉じゃが」は本当に美味しい。先月初めて食べたわこさんは、次の日にまた食べたくなって、レシピ通りに作ったそう。
持ち帰えらせてもらった肉じゃがを食べた私の息子や母も「う~ん、美味しい!!」と絶賛。
さらに、肉じゃがもさることながら、その日のほかの一品の味にも唸ってしまった。伊庭さん自ら朝掘りの筍の土佐煮、ゴボウの香りと歯応えが絶妙のキンピラ、ほのかに甘いが甘すぎず、冷めても美味しい卵焼き。う~ん。何がちがうんだろう。味付けや作り方のコツを、ぜひ次回教えてほしい。
d0182852_17553058.jpg


わこさんの作るおむすびの中身は、梅干とおかか。1つがそこそこ大きいのだが、ランチで2つしっかりいただいた。
持ち帰り用には、手ぬぐいで包んでもらえる。骨董品屋さんで安く大量に仕入れたらしい手ぬぐいの色柄はバラエティに富んでいて楽しい。手ぬぐいに包まれたおむすびを手にすると、ほっこりとやさしい気持ちになれる。
d0182852_1885942.jpg私がもらったおむすびは、こんな柄の手ぬぐいに包まれていた。d0182852_1883993.jpg
 









来月もまたお手伝いしたいなぁ。
[PR]
by dodo-55 | 2011-05-09 20:49 | 食べ物飲み物

南アフリカの野菜「プッチーナ」を食べてみた

八百屋さんでおもしろい野菜を見つけた。
葉だけがパック詰めされたそれをハーブの一種かと思い、横に貼ってあったチラシを見ていると、店のおばちゃんが「それ、もう1つで終わりやし、買うといて。プチプチして美味しいで」と勧める。
初めて見るその野菜の名はプッチーナ
チラシには「プチプチ食感の新野菜」「原産は南アフリカ」「ほんのり塩味。豊富なミネラル成分」とある。「生でも、茹でても、炒めても、揚げても美味しい」の言葉に購入決定。チラシも一緒にもらって帰った。


d0182852_15314424.jpg

葉や茎が水に濡れたようにキラキラしている。
さっそく生で一口パクリ。ん? はっきりとした塩味は感じない。クセもなく、プチプチというよりシャキシャキとした食感。
晩ご飯に、牛肉とエリンギと一緒に炒め、軽く塩コショウしてみた。炒めても、ホウレンソウのように葉がクタッとせず、シャキシャキ感はそのままなので、食べ応えがある。
d0182852_1443494.jpg

次の日の朝ご飯のとき、納豆に混ぜてみた。手であらくちぎって混ぜるだけ。納豆のねばりとプッチーナのシャキシャキ感がからみあって、なかなかいける。ご飯にかけてもいいが、副菜の一品としても十分なボリュームだ。
チラシによると、佐賀県の農家が無農薬で水耕栽培しているらしい。
旬はあるのかな? 今度見つけたら、茹でたり揚げたりして食べてみたい。
[PR]
by dodo-55 | 2011-02-09 17:46 | 食べ物飲み物

お正月恒例の。

年末年始の2週間は、普段とは違う買物、準備、後片付けなどに追われ、大人には慌しく過ぎていくものだが、子どもにとってはその気忙しさもまた、ワクワク感を伴うものなのかもしれない。
思い返せば私も子どものころ、年末の餅つきや大掃除、錦市場へのおせちの買出しなど、大人たちが忙しく立ち働くのを、お手伝いするのが妙にうれしかった記憶がある。
餅つきは臼から機械になり、おせち料理の種類と数も年々減りつつある。そして今年はとうとう錦市場への買出しもやめてしまった。
昔は、錦市場でしか手に入らない食材が多く、年末になると必ず決まった店で決まったものを買っていたのだが、最近では近くの商店街やスーパーでも買えるようになったからだ。
お正月にはみんなで楽しんだ、かるたや羽根つき、凧揚げなどもしなくなって久しい。

お正月の準備や楽しみでなくなってしまったものがある一方、この10年で新しく増えたお楽しみもある。
わが家のおせち料理は、昔ながらの煮炊きした定番ものが徐々に減り、肉料理やサラダなど洋風のメニューも定着してきた。その代表が、ユッケとローストビーフ。

d0182852_1556239.jpg毎年、大晦日に肉を買いに行き、元旦の朝にオーブンで焼くのは父の役目だった。

もともとは、肉好きの父がやり始めたのだが、父亡き昨年は母が焼き、今年は私が初挑戦した。
d0182852_15562459.jpg











ロースとビーフは、生肉をたたいたユッケとともに、元旦の夜の食卓に並び、集まった親戚とともに賑やかに食される。



そして、その晩餐のあとの恒例となっているのが、お楽しみ抽選会。
これも10年ほど前に父が始めたのだが、ちょっとした景品を用意しておき、参加者にもれなくプレゼントするというもの。父が用意した景品を袋に詰めたり、くじを作ったりを手伝っていた息子が、父亡きあとも「やりたい」と言うので、昨年からは私と息子で準備している。
父は毎年、チーズやおかきを景品にしていたが、代の代わった昨年は、箸置きと「懐かしのお菓子」を組み合わせた。
d0182852_175588.jpg

どれも本物みたいでおいしそうだが、ずべて箸置き。
d0182852_1762749.jpg
d0182852_1764627.jpg




















懐かしのお菓子シリーズは、カレーせん、フィンガーチョコ、うぐいすボーロ、チャオ、カンロあめなどを用意。かわいいキャンディーも1本ずつ付けた。

そして今年は、「おつまみ」シリーズ。
業務用スーパーのおつまみコーナーで、いか天、ドライ納豆、おつまみナッツ、するめ、茎わかめ、黒糖バナナチップス、ココアピーなど、辛いの甘いの取り混ぜてそろえた。
d0182852_17141321.jpg

それから、縁起物の七福神チョコと干支おかき。
干支おかきは、袋におみくじ付きだったので、盛り上がった。
どちらも大袋にたっぷり入っていたのを、均等に分け、袋詰めしてくれたのが息子。
d0182852_17214997.jpg

手間の要る作業をうれしそうにやっていた。こんなお手伝いもここ何年かの恒例になっている。
年とともに、少しずつ変わりながらも残していきたい年末年始のひとコマである。
[PR]
by dodo-55 | 2011-01-07 11:24 | 家事・家仕事

お魚づくし

アメリカから帰国中の妹一家が、義弟の家・岡山県笠岡市に里帰りしてきた。
義弟の家は瀬戸内海に浮かぶ神島(こうのしま)という島にある。
今朝港に上がった魚と、義母さんが庭で育てている野菜や果物をかばんいっぱいに詰めて、おみやげに持って帰ってきてくれた。
今日の晩ご飯は魚づくしだ。

特大のスズキをおろしていたら…
d0182852_21174994.jpg

お腹の中から、小さなイワシとイカが出てきてびっくり。子もたっぷり入っていた。
腹の中身はのちほど煮ることにして、
d0182852_21191611.jpg
身は刺身に。アラは塩焼きにした。そのほか、小さなチヌたちは煮付けに、アサリは味噌汁に。
d0182852_21331151.jpgd0182852_21333798.jpg
d0182852_2136821.jpg











































妹一家と母が先に食べたあと、野球の練習から帰ってきた息子と私は遅れて食べ始めた。
スズキの刺身はプリプリ。塩焼きにした骨まわりの身も美味しく、ご飯のすすむこと…。
お皿に残った刺身を「まだ食べる?」と息子に聞いたら、「食べる~!」。
(残念。私がたべようと思ったのに…)
アラの塩焼きはいらないだろうと、念のため聞いてみると、「もちろん、食べる~!」
(え~っ!これもかよ~)
仕方がないので、アサリの味噌汁でもおかわりしようと台所へ行くと、すでに鍋が空っぽ!
そういえば、息子が台所へ3往復していたような…。もう3杯も飲んだんかい!
あぁ…。もうちょっと食べたかったなぁ。
キレの悪い出刃包丁で、スズキと格闘したのに…。まだ、手が生臭いのに…。
あぁ、海の近くに住みたいなぁ~。
[PR]
by dodo-55 | 2010-12-08 22:03 | 食べ物飲み物

ベジタブルディナー

アメリカから帰国している妹一家が、お世話になっているアメリカ人夫婦を家に招いた。
二人はベジタリアン。かつおだしはダメで、牛乳と卵はOKらしい。
母と二人で相談した結果、母は野菜の天ぷら、粟麩とヨモギ麩の田楽、生麩の煮物、胡麻豆腐を、私は漬物寿司と白和えを作ることに。
並べてみれば、彩り豊かな精進料理という感じ。
d0182852_20561596.jpg

肉や魚がないので、私なんかは何か物足らないような、忘れ物をしたような気がするのだが、ご夫婦はとても喜んでくれた。
食後のイチゴ大福や八ツ橋もおいしそうに食べて帰られた二人を見送ったあと、妹夫婦が「ご主人のお腹、ますます大きくなってきたなぁ」と言う。
「なんで?ベジタリアンなのに?」
「だって、チーズとワインはすごいし、スイーツも大好きやから…」
聞けば、もともと動物愛護の精神からベジタリアンになったそうで、牛革のベルトやカバンも使わないそうだ。なるほど。だから、卵や牛乳は、動物を殺さずに得られる食材だからOKなのか。
ヴィーガンはハチミツもダメというけれど、私はハチの子まで食べるけどなぁ。
以前、庭のハチの巣にいた小さなハチの子(動いてるやつ)を食べたことがあるが、ほんのり甘くておいしかった…。なんて言ったら、今日来た二人は二度と家には来ないかもしれないなぁ。
[PR]
by dodo-55 | 2010-12-01 21:19 | 食べ物飲み物