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初詣でお年玉GET!?

 毎年、元旦にはまず氏神様である上御霊神社にお参りに行き、そこから歩いてすぐのお寺へ墓参りに行く。初詣だからとわざわざ伏見稲荷や平安神宮へは行かない。人が多いし。上賀茂神社や下賀茂神社へは散歩がてらに行くことはある。何せ近いから。考えてみれば、贅沢な環境だ。世界遺産の神社がすぐ近くにあり、自転車でまわれば初詣に行ける神社がゴロゴロあるなんて。
 

 今年は、墓参りのあと御所の中をぬけて、護王神社へ出かけた。足腰の守護神として有名なこの神社は、狛犬ならぬ狛猪があることでも有名。御祭神である和気清麻呂が、都より九州の宇佐八幡宮へ向かう途中、300頭もの猪が現れて道中を無事に案内し、清麻呂が悩んでいた足萎えが治ったという故事により、足腰の健康保持やけが、病気の回復に御利益があるといわれている。

 この神社にお参りしたのにはわけがある。2月の大文字駅伝に向けて毎日陸上の練習に励んでいる息子が、11月の予選のあとの膝のけがに続き、年末にも友達と鬼ごっこ中にこけて膝を強打するなど災難続きなので…。それに私も、今年はもっと走る距離をのばそう、レースにも出ようと思っているところなので。
 「やっぱり、マラソン関係が多いなぁ」と絵馬を読む息子。「○○マラソン完走できますように」とか「今年も健康で走れますように」というのが多い。それに、足のけがや病気、手術の完治を祈願するものも。
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 さて、ご利益はあるかな…。ご利益といえば、この神社の前に自転車を止めたとき、お年玉を拾った。私の自転車の下に、ミッキーマウスの絵柄のポチ袋を発見。拾ってみると、中身も入っている!(1000円札)。息子が「あっ!ここにも」ともう一つ発見。その袋には2000円!二つとも「○○くんへ」と名前が書いてある。想像するに、孫へのお年玉袋を、何かの拍子にかばんから落としてしまったのだろう。お年玉を落として、どうすんねん!って、でもこれ、どうする?警察へ届ける?
近くに派出所もないし、結局、神社の受付へ届けておいた。新年早々、縁起がいいような、でも、もらっとくわけにもいかないし…。「お年玉」ならぬ「落し玉」だった。

 

 

 
# by dodo-55 | 2013-01-01 16:38 | 京都

コイツと目が合って

 大学での取材を終えての帰り道。裏門を出て数100mほど行ったところの家の前で、立ち止まった。その家の古い木枠の窓に、ソイツはいた。青いの白いのピンクのと、3体の天使が飾ってあった。天使と思ったのは、クリスマスシーズンだからかもしれない。サテン地の光る服をきて、どんぐりのような帽子をかぶり、ぷっくりと太ったおばさん体型なソイツら。でも、妙にかわいくて、見入ってしまった。
 
 細い筋の角の家だったのだが、家の入口側にまわってみると、看板が出ている。普通の家だと思っていたら、どうやらお店のようだ。入口の横にも大きな窓があり、中のようすが見える。アンティークっぽいアクセサリーや暖かそうなウールの手袋や靴下が並んでいる。よく通る道だけど、こんなところにお店なんてあったっけ? 営業してるの?

 ドアの張り紙を見ると、「18日~25日プレオープン。正式には1月8日にオープンします」と書いてある。ドアを開けて、「見せてもらってもいいですか?」と声をかけると、店内にいた女性が「どうぞ。昨日オープンしたばかりなんです」。聞けば、ヨーロッパのアンティークを中心に、古いモノでないのは、外国の作家さんの手作り品ばかりだそう。きれいな色のウールの靴下やショール、かわいいブローチやピアス、リネンのランチョンマットやアンティークの陶器や琺瑯の食器、手作り石鹸などなど、実用的でよそでは見かけない一点ものばかり。

ゆっくり、じっくり商品を見せてもらって、1点1点のストーリーを聞かせてもらって、すっかりお店が気に入ってしまった。そして購入したのが、コイツ。ルーマニア(だったかな?)の子ども(障がい者施設の)の手作りだそう。色は4色あって、微妙に顔がちがう。結局“目が合った”コイツをもらうことにした。
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それから、ピアス。これは素敵なのがありすぎて、迷いに迷ってコレにした。
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でもほかのも捨てがたい。今度来たとき、絶対にほかのもほしい!

 素敵な店だけど、住宅街にひっそりとあるし、なかなか気づいてもらえないだろうな。
店名はマール。ドイツ語で1回、2回の「回」を意味するらしい。日本語の「丸」にも通じるので、開店前から店の名前はこれに決めていたそう。
 店に入った瞬間、友人が絶対に気に入りそう…と思ってしまった。早く教えてあげないと。でもまだ、プレオープン中なので、ショップカードも何もできていないそうで、場所の説明が難しい。お店の人は「隠れ家みたいな感じでやりたい」と言ったけど、「隠れ家というより、完全に隠れてますよね?」(笑)と言ってしまった。
 私は写真が得意ではないので、友人に早く来てもらって、ブログでアップしてもらおう…とひそかに思っているところ。
# by dodo-55 | 2012-12-20 16:06 | 買い物

日曜日の遅めの朝ごはん

 久しぶりに、息子の野球の試合も練習もない日曜日の朝。9時までぐっすり寝た。
遅めの朝ご飯は、シリアルとトースト。
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コーンフレークには、牛乳と炒りぬかをかけて。
母が最近ラジオで聞いて、「これを食べると調子がいい」とハマっているのが、炒りぬか。ぬかをそのまま食べるなんて~と思っていたのだが、母が20分ぐらいかけてフライパンでぬかを炒っているときの、なんともいえない香ばしい香りに私も試してみた。温めた牛乳に混ぜて、カフェオレならぬヌカオレもおいしいのだ。

トーストには、自家製バジルペーストとトマトとチーズをのせて。
バジルペーストは、夏に採れすぎたものを、刻んでニンニクとオリーブオイルと共にミキサーですりつぶし、空瓶に入れて冷凍保存してある。

トマトスープは、お手伝いしているトマト農家からもらってきたチビトマトで作ったもの。
ハウスで育つトマトは大玉なのだが、小さいうちに色づいてしまうものがある。見た目はミニトマトのようだが、酸味が強く、そのまま食べてもおいしくない。もちろん出荷できないし、捨てるのももったいないので、ときどき溜まると大量にいただく。
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へたを取ってザクザク切り、コンソメの素を放り込んで煮込み、トマトソースに。
パスタにからめたり、ポークチャップのソースに使ったり。
今朝はスープにしてみたが、酸味が強い!ので、息子はイヤがった。
昔、スペインで食べたsopa de ajo(にんにくのスープ)もこんなだったな。今度、大量にニンニクを入れてみようか。でも、朝食にはきつすぎるか?
# by dodo-55 | 2012-12-10 14:54 | 食べ物飲み物

ATM2話

 息子の場合。
「母ちゃん。学校のATMの英語の先生な、二の腕がめっちゃ太いねん」。
ATM? それを言うならALT(Assistant Language Teacher)やろ!

 私の場合。
ATMで通帳入れて、お金を引き出したら、「どうぞ、お受け取りください」という音声が。
お受け取りくださいって、これ、もともと私のお金やろ! あんたに言われたくない。

……と、最近気になったATMの話。
# by dodo-55 | 2012-11-22 21:36 | ことば

直して、あげて、あぁすっきり。

 直したら使える服やモノ、もう読まない本やマンガ、「また着られるかも」と毎年出しては片づける服などが、いつの間にかたまっていた。そのうち、そのうち…と置いたままにしていたのを、やっと片づけた。

 まずは、息子が読まなくなった本。絵本を卒業したあと読むような、絵が多めで字も大きい低学年向けの本が20冊ほど。大好きだった「かいけつゾロリ」のシリーズや、私の知り合いの児童文学作家の方からいただいた新刊本など。何度も読んだけれど、さすがにもう読まない。分厚いので、本棚の場所を取る。
 これは、息子が学童でお世話になっていた児童館へ。図書室に本がたくさん置いてあったのを思い出し、電話をして相談、本を見て決めていただくことにした。職員さんに本を確認していただいているとき、子どもたちが集まってきて、「わぁ、これ読みたい」と言い出し、結局全部引き取っていただくことになった。

 本といえば、もう一つ。これは相当古くて、私が小学生のころ読んで、そして息子にも何度も読んでやった幼年文庫シリーズ。「世界の名作童話・二年生」(偕成社・昭和40年発行)をはじめ、グリム童話や日本むかし話など小学校低学年用の本で、なんと監修が川端康成。さすがに紙が変色しているので、こちらは古本屋さんへ。

 息子の古着は、地域の児童養護施設へ。幼いころのものは、保育園のバザーに出していたのだが、今ぐらいのサイズになると保育園では売れない。ご近所さんからもらった古着や学校の上靴など、結局使わずにそのままというのもある。一人っ子なので、息子が着たあとまわせる人がいない。甥っ子はアメリカ在住だし…。それで、最近は施設へ持ち込むことにしている。

 
 錆びたまま放ってあった出刃包丁と柄の部分が取れかけた柳包丁は、「有次」さんへ。普段使っている菜切り包丁はときどき砥直しに出しているが、出刃包丁と柳包丁は父亡きあと、使うこともなく放ったままであった。直るのなら使おうと思い、有次さんに持って行くと「2か月ほどかかるが修理可能」とのこと。きれいになって帰ってきたら、魚をさばくときに活用しよう。

 持ち手の部分が割れてしまったエッグベーカーは、「STOCK ROOM」さんへ。ヴィンテージ家具と雑貨の店だが、陶磁器の割れやひびを漆で継ぎ金銀などで仕上げる「金継ぎ」にも対応してくれる。この店の情報は以前新聞に載っていたのを切り抜いていて、今回初めて持ち込んだ。お店の人が「よく使いこまれてますね」と言って漆で継ぐ方法を丁寧に説明してくれたので、一安心。エッグベーカーは、私が小さいころは家族分あったはずなのだが、割れてしまってフルセット(ふたと受け皿)がそろっているのは、1つだけだった。その1つの持ち手が取れてしまって、そのまま使おうか…とも考えたのだが、直せるなら継いでもらおうと持ち込んだのだ。

 それから、いつもながらの繕いもの軍団の数々。春に冬物をしまうとき、膝が破れたズボンや袖口がほつけたオーバーなどを、繕ってから片づければいいものを、「冬まで時間あるし、あとでやろう」と部屋の隅に積んでおいたのがいけなかった。季節は廻り、気がつけばもう出番を迎えてしまった。木枯らし1号が吹いて、あわてて繕うはめに。必要にせまられてやると、早い!かさばる冬物だけに、部屋の隅の山が片付きすっきり。

 最後に、私の洋服。時代遅れの感じのセーター(でも、まだきれい)やお腹周りがひっこめばはけるズボン(毎年、はいてみるが無理)が、捨てられずに何枚かあった。おしゃれにはうるさく、私より数段細い妹に、「これ、やせたらはけるんやけど…」と見せたら、「こんなズボン、型が古いで。やせたとしても、今どきこんなんおかしい」とビシッと言われてしまった。その一言を聞いて、捨てることに決定。自分でもそう感じてはいたのだが、なかなか決心がつかなかった。妹の一言で背中を押され、きれいさっぱりお別れした。

 あぁ~、すっきりした~。
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わが家に残っているエッグベーカーのうちの一つ。持ち手はすでに取れ、ふたも割れてしまい、
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茶碗蒸用の陶器が割れてふただけが残ったのがちょうど合うので、代用している。


 
 
# by dodo-55 | 2012-11-14 21:34 | 家事・家仕事